尖閣諸島の領海内に中国船3隻侵入

 24日早朝、沖縄県石垣市の尖閣諸島沖の領海内に、中国籍の船が3隻入ってきたことがわかった。

 藤村修官房長官は午前の会見で、久場島の海域に「海監」2隻が侵入、さらに間を置いて断続的に漁業監視船「漁政」1隻が大正島の水域に侵入したことを明らかにした。

 この日午前の段階ではまだ領海内にとどまっているといい、官邸は官邸対策室を設置し情報収集の強化に努めるほか、中国大使館など外交ルートを通じて抗議し、退去を要請しているという。

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