福島第一3号機プールに鉄骨落下は振動の影響

 東京電力は24日、福島第一原発3号機で使用済み核燃料プールに鉄骨が落下した件で、原因は、別の鉄骨を切断する作業中に振動のために滑り落ちた、と発表した。

 3号機のクレーンは、22日午前11時すぎ頃、同原子炉建屋上部のがれき撤去作業を行っていたところ、使用済燃料プール脇にあった鉄骨(約470キロ)をクレーン先端に取り付けた油圧フォークでつかもうとしたが、鉄骨が使用済燃料プール内に滑り落ちた。

 この作業によるけが人はなかった。プール内には使用済み燃料514体、未使用燃料52本が貯蔵されている。

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