エース交易「内紛」終結、牧田氏が社長復帰

 取締役陣の中で激しい「内紛」が起きているとされた、エース交易は24日開催された取締役会で、エースとタイガー・トラストグループとの資本業務提携を改めて検討することとし、また、持ち株会社化への移行を中止することなどを決定した。

 発表によると、今回の決定で、持ち株会社移行中止、商号変更、タイガー・トラスト関連会社の新株予約権の引き受け中止、資本提携の第三者調査委員会の解散、牧田栄次取締役の社長選任などが決定した。

 これまでについて、資本業務提携に関して背景事情や内容について誤解があり、相互のディスコミュニケーションが原因だとした。また、さらにタイガーによる不正な行為もなかったという。タイガーのロバート・ダイクス取締役は辞任し、受理された。

 当初は資本業務提携を目指したが、タイガーが過半数の取締役を送り込み、また互いの思惑が違ったのか、牧田社長は一度は解任されている。

 エースはこの提携について第三者委員会を立ち上げ調査を開始を依頼していた。

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