「ブガッティ・ヴェイロン」対「マクラーレン F1」という自動車ファンには夢のような対決が、英BBC放送の人気番組「Top Gear」の企画でこのほど実現した。ルールは1マイルの加速勝負。勝ったのはどっち?
ヴェイロン16.4は、最高時速400キロ超の世界最速マシンの呼び声も高い。限定300台の生産で、そのタイプは価格1億9900万円。
一方、マクラーレンF1は、90年代にF1参戦で得たノウハウを生かして開発し、最高時速391キロとヒケを取らない。
勝負の場所は中東のアブダビ。直線コース。好スタートを切ったマクラーレンF1が、ブガッティを置いてけぼりにする。そのリードを保ったままマクラーレンがチェッカーを切るかに見えた。しかしその瞬間、加速したブガッティが一気にライバルを抜き去り、ゴールした。手に汗握る、世紀の対決に両ドライバーも興奮気味だった。