史上最高価格の1億ドルで成約した米ＮＹマンハッタンの超高層マンション「Ｏｎｅ57」で、新たな買主が2人判明した。
24日のＮＹポストによると、米ファッションブランド「マイケルコース」の大株主でもある、ローレンス・ストロール氏（53 Lawrence Stroll）と、パートナーの香港人サイラス・チョウ氏（66 Silas Chou）だという。2人はコメントを拒否したという。
Ｏｎｅ57は、ＮＹのセントラルパークの南端に面しており、来年には竣工予定。住居部分はすでに売り出されており、約半分ほどがすでに成約済みだという。中でも、カタール首相のハマド・ビン・ジャーシム・アール・サーニ氏（52）が、1億ドルの区分をはじめとして合計で2億5000万ドル分を購入したとも言われている。
今回2人が購入したというのは、ともに5000万ドル（約39億円）の区分。価格の25％を手付金で支払うのだという。
ローレンス・ストロール氏は推定資産総額は18億ドル、サイラス・チョウ氏は同20億ドルとなっている。2人はトミーヒルフィガー、マイケルコースの大株主でもある。
ただし、ストロール氏は、カナダ・ケベック出身で、ちょっとした迷惑な人物として知られる。自宅ではフェラーリコレクションの格納庫を作るために、隣人ともめたり、あるいは、
別荘ではヘリコプターの使用についてもめたこともあるという。
