中央大横浜山手中で「裏口入学」、理事長口利き

 中央大横浜山手中学校(横浜市)で、今年行われた入試で、久野修慈理事長が、知人の孫の受験を事前に学校側に伝えて、合格させていたことが26日、朝日新聞の報道でわかった。この受験生の合格は後に取り消しになったという。

 該当する受験生は合格点に達していなかったが、結果として「ゲタを履かせる」形となり、合格したという。しかし、その後は関係者が気が付き、合格取り消しになったという。

 朝日新聞によると、理事長への金銭の受け渡しや口利き依頼はなかったというものの、多方面に寄付をしている人の孫との紹介をされたといい、名門私立中高の入学試験の透明さを問われることになるだろう。

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