【きょうの名言】3500円のカツカレー

 安倍晋三元首相が自民党の新総裁になったが、選挙の直前に3500円のカレーを食べて景気付けを行ったことが「庶民感覚がない」などと報道されたが、いつしか見たことがあるようなマスコミの報道姿勢が蘇る。
 @WBJPPPさんがツイートする。

 「『3500円のカレー』を喧伝しているマスゴミは、麻生元首相がホテルのバーで飲んだ、といって意味不明に叩いていた時から何も変わっていない様だ。4年経ち、この手のメディアの偏向報道に影響されない程度に国民のメディアリテラシーが上がっている事を、願って止まない」

 麻生太郎氏のホテルのバー、さらには衆院予算委でのカップラーメンの値段の答弁。鳩山由紀夫氏の会員制バー、野田佳彦現首相が散髪で1000円カットを卒業したなど、この手の話がいつものように繰り返し報道されるが、まさにマスコミがどこへ向かおうとしているのか、わからなくなる瞬間だ。

 特にTV局は「庶民感覚がないのでは?」という風な結論に持っていこうとするが、そもそも首相経験者が「庶民」かというと疑問な上に、人生の一代勝負の前に3500円のカレーを食べることを批判することに何の意味があるのか。

 あくまで、エピソードとしてはおもしろい話なので挿入程度なら良いだろうが、政権運営や政策の出来不出来などの報道がもっと欲しいところ。

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