国民医療費は過去最高37.4兆円に

 厚生労働省は27日、平成22年度の国民医療費が3.9%増の37兆4202億円で、過去最高になったと発表した。

 発表によると、人口1人あたりの国民医療費は29万2200円で、前年度より3.5%増加している。国内総生産(GDP)に対しる比率が7.81%、国民所得(NI)に対する比率は10.71%となった。

 年齢別の国民医療費では、0~14歳が6.5%、15~44歳が13.4%、45~64歳が24.8%、65歳以上が55.4%となった。

 主な原因としては、患者の高齢化、診療報酬の引き上げ、医療技術が高度化したことなどが挙げられる。

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