元リーマン女ボスが豪邸を売却で完全隠居へ

 経営破綻したリーマン・ブラザーズの元CFO(最高財務責任者)のエレン・カラン氏が、米高級邸宅街ハンプトンの豪邸を395万ドル(約3億円)で売却に出していることが27日わかった。

 不動産仲介サイトによると、1912年に建築のハンプトンの豪邸で、ベッドルーム7室、バスルーム4.5、プールなどもあり5500平方フィート。販売価格は395万ドルとなっている。

 08年秋のリーマンショックの後は姿を消していたカラン氏。だが、昨年にNYの消防士アンソニー・モッテラ氏と結婚した。米NYタイムズによると、ハンプトンを出ていっしょにフロリダに旅立ったのだという。

 リーマン華やかかりし頃は、ウォール街の女ボスなどとメディアでも注目を集めていた。著名ヘッジファンドマネージャー、デビッド・アインホーン氏にリーマン株の空売りを止めるように要請したこともあったが、止められなかった。

 女帝は伴侶とともに、温かいフロリダで余生を送るようだ。


エレン・カラン氏が売りだしている豪邸

エレン・カラン、アンソニー・マッテラ夫妻(ツイッターより)

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