ソニーがオリンパス株11.28%持つ筆頭株主に

 オリンパス、ソニーの両社は28日、資本・業務提携の契約を締結したと発表した。約500億円の第三者割当増資を行い、ソニーが引き受け、出資比率が11.28%の筆頭株主になる。また共同で内視鏡を開発する新会社を設立する。

 資本増強が喫緊の課題だったオシンパスは自己資本比率が2%超から2ケタまで改善。また、筆頭株主にもなるソニーが今後指名する候補者1人を、オリンパスは取締役として受け入れるように努力目標として明文化されている。

 新会社はソニーが51%出資(資本金5000万円)、オリンパスが49%出資し、オリンパスの医療技術と、ソニーのAVソリューションを融合させることで、新たな製品や事業を創出していくとしている。

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