カオス化したセレブ小学校「青山学院初等部」

採点に神の手が?

 「教職員会議が毎回のように荒れて、6時間以上掛かっていることもあったそうです。担任替えや、クラブ活動、給食など様々なことに手を付けたと聞いています」と前出のOBは語った。

初等部は各学年「杏、桜、梅、桃」の4クラスに別れ、1クラスあたり30人学級だという。担任教諭は2年間担当することになっていた。だが、この人事がシャッフルされたそうだ。父兄や同窓会などからも大きな反発を招いたという。

 奇妙な噂も出ており、「適性B」というテストの採点で、どんなに急いでも1時間半は掛かると言われるが、ある教諭が仕切るとなぜか30分以内で終わっていたという話も伝わっている。杜撰と言えなくもない採点だが…。

ちなみに適性Bとは、3時間に渡って行動を観察するという初等科独特の試験科目。ペーパーテストがなく、採点基準などは判らないものの、OBは「口利きと金の噂は以前から出ていましたし、特定のクラブ活動や教諭の名前を聞いたこともあります」と話す。

 ペーパー試験がないだけに、様々な憶測を呼ぶことも事実だが、2010年に、第三者による調査委員会の調査が行われた。

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