大阪府メルマガ個人アドレスを2年間誤公開

 大阪府は、府発行のメールマガジンに登録していた1万5881人分のメールアドレスが、府のホームぺージ上に2年8カ月間、誤って掲載されていたと発表した。

 ファイルが添付されていたページは、府政情報室が所管する『施策プロセスの見える化』の中の『【検討終了】「大阪府メールマガジン」登録者拡大の検討』。2010年1月27日から公開されており、メールアドレス、年齢、都道府県・市区町村コード、職業を分類するコード、性別を表すコードがあったという。

 今年9月29日に、問合せ対応を業務委託している府民お問合せセンターのメールに「Googleで自分のメールアドレスを検索したところ、大阪府メールマガジンに関わりがありそうなページが出てきた。状況を確認して欲しい」という連絡があったことで判明し、10月1日にデータを削除した。

 原因として、府は「ホームページ公表の担当者及びその検査確認者が、パワーポイント形式のファイルにエクセルで作成したグラフを貼り付ける際、貼り付ける方法によっては、グラフを作った時の元となるデータを含むエクセルファイル全体が埋め込まれるということを認識していませんでした」としている。

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