東電がTV会議映像の一部を一般公開

 東京電力は5日、福島第一原発の事故後の社内TV会議映像の記録をサイト上で一般にも公開した。これは8月に報道陣に公開されたもので、その150時間のうち6時間分となる。

 3号機が爆発した際に、当時の吉田昌郎所長が「本店、本店、たいへんです」「たぶん水素爆発です、3号機が。地震とは明らかに違う横揺れで、たぶん1号機と同じ」と焦って声を挙げるシーン。

 「(当時の副社長)武藤さん、技術的な話しなんですが、気にある点があって、使用済み燃料プール対策を早めに練らないとたいへんなことになると思います」と呼びかける場面などもある。

 また、今後は昨年3月14日の深夜以降の1カ月分である4月11日までの映像を報道陣に公開する予定。

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