5日のニューヨーク株式市場は米雇用統計を好感し、ダウ工業株30種平均株価は前日比34.79ドル高の1万3610.15ドルで取引を終えた。終値としては4年10カ月ぶりでの高値となった。
この日米労働省から発表された9月の米雇用統計で、失業率が7.8%と大きく改善された。FRB(米連邦準備制度理事会)が、労働市場の目に見えた改善が見られるまでMBS(住宅ローン担保証券)の買い取りをを発表してから初めての同統計が出たが、失業率では一定の効果が出たか。
ナスダック総合指数は同13.27ポイント安の3136.19ポイントだった。