9日の東京株式市場は反落し、日経平均株価は前週末比40.91円安の8822.39円で取引がスタートした。
先週末の米雇用統計の結果が良好だったものの、国際通貨基金(IMF)の世界経済見通しが下方修正されたことに影響を受けている。
個別では、ノーベル生理学・医学賞に、iPS細胞を初めて作製した京都大学の山中伸弥教授が日本人として19人目の受賞者となり、これを受けてコスモバイオ、メディネットがそれぞれ買い気配。島津製作所、ジャパン・ティッシュ・エンジニアリングなどバイオ関連銘柄が軒並み買われている。
また、東京外国為替市場の円相場は、1ドル78円台前半で推移している。
(ノーベル財団より)