NY史上最高額マンションに特別減税措置が存在

 カタール首相が1億ドルのペントハウスを購入するなど話題となっている、米NYの超高層タワーマンション「One57」だが、年間15万ドル以上の減税措置を受けることができる、と内部文書に書かれていることが10日、米CNBCの報道でわかった。

 One57は、NYのセントラルパーク南端に面しており、来年竣工予定。90階建てで、住居部分はすでに売り出されており、カタール首相のハマド・ビン・ジャーシム・アール・サーニ氏が、1億ドルの区分をはじめ合計2億5000万ドル分を購入したとも言われている。

 NY市では不動産保有に対して、年間で7.7%~10.7%(年次の財政によって決定)などの税金が掛かる。

 CNBCは入手した内部資料で、長期永住者を増やすとのNY市の都市計画によるもので、それが10~20年間は継続するような措置になっているのだという。

 同コンドは、カタール首相の他に購入者に、マイケルコース大株主のローレンス・ストロール氏、サイラス・チョウ氏の名前が伝えられている。


One57からセントラルパークを見降ろした イメージ画像(公式サイトより)

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