【ノーベル文学賞】村上氏受賞ならず、中国の莫言氏が受賞

 ノーベル文学賞の受賞者が11日発表され、本命視された日本の村上春樹氏は受賞ならず、対抗とされてきた中国の莫言(Mo Yan)氏が受賞した。

 莫氏は代表作「赤い高梁」があり、農村と都市の格差をえぐり出す筆致が、中国を代表する作家へと導いた。今回が中国初のノーベル文学賞受賞となった。

 欧州の受賞者が続いていたことから、そろそろアジアではないかとの見方もあり、人気は村上氏に集中。ブックメーカーのオッズでは、村上氏が2倍と本命視されてきた。

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