関電も電力料金値上げを検討

 関西電力が来年4月にも、規制部門である家庭向けの電力料金値上げを検討していることが、各紙の報道でわかった。

 関電は、大飯原発3、4号機(福井県おおい町)を夏に稼働したものの、2012年4~9月期の連結最終損失は1250億円の赤字見通しになることを発表している。また、中間配当も無配となった。今後も、他の原子炉の再稼働見通しが立っていないことから、火力発電の燃料費用負担増加が響いており、値上げの検討をしているようだ。

 11月にも経産省に申請を行うという。東京電力は今年9月からすでに、一般家庭で平均8.46%の値上げを実施している。

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