森口氏、山中氏の論文を盗用の疑いも

 英科学誌ネイチャーは、iPS細胞の本で森口尚史氏が執筆した個所に、ノーベル医学・生理学賞を受賞したた山中伸弥京大教授の2007年の論文と同じ一節がある、とした。

 ネイチャーによると、森口氏が担当した部分に「ほぼそのままコピーしたもの」との指摘をしており、森口氏に問いただしたという。しかし「『皆同じようなことをやっているし、似たような表現になるのは仕方がないこと』だとして、他の論文を盗用したことを、彼は認めなかった」としている。

 森口氏は15日の午後に、ニューヨークから帰国する予定となっている。現地でも会見したが、日本でも会見することを述べていた。

よかったらシェアしてね!
目次
閉じる