ゴールドマンサックス退社翌日に米NYタイムズに寄稿したことで、大反響を呼んだ元社員のグレッグ・スミス氏が、回顧録「Why I Left Goldman Sachs」を出版することになり、初のテレビ出演となる米CBSの60ミニッツに出演した。
社内では顧客のことを「マペット」と呼んでいた、などとNYタイムズの寄稿では語っており、物議をかもし、同社の株価にも大きな地峡を与えることになった。
今回のインタビューでは、「わたしはゴールドマンを愛しているし、裏切り者では決してありませんし、侮辱をしているわけでもない。経営陣は長期的な会社の利益を損ねている」などと語った。
スミス氏は在職中、マネージングディレクターへの昇進、100万ドルへの昇給を求めたという社内調査レポートの存在がブルームバーグの報道で明らかになっている。会社にとっては、痛くもかゆくもなさそうだ。
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グレッグ・スミス氏