東京都の官民インフラファンド出資案件決定

 東京都は、都などが出資する官民連携インフラファンドの第1号投融資案件が決定したと発表した。

 今回の案件はIDIインフラストラクチャーズが運営するファンド(投資事業有限責任組合)の第1号となるもので、出資金額は4億1320万円。10月18日に出資を行った。

 資金使途は、ガス火力発電所の建設資金など。想定リターンはIRR10%超で、平成24年1月に投資組合を設立し、存続期間は同33年12月31日まで。

 まず、新設発電所として、新中袖発電所が千葉県袖ヶ浦市に、ガスタービンコンバインドサイクル発電(出力:約10万キロワット)を建設し、平成26年9月頃から運転を開始する。

 また既存発電所の運転資金として、中袖クリーンパワー(千葉県袖ヶ浦市)のガスタービンコンバインドサイクル発電と、新潟ニューエナジー(新潟市)のガスエンジン発電に充当される。

よかったらシェアしてね!
目次
閉じる