米電力大手ドミニオン・リソーシズは22日、米西部ウィスコンシン州のキウォーニー原子力発電所を閉鎖すると発表した。
同社によると、キウォーニー原発(554キロW)は1974年に商業運転を開始。ウエスティングハウス社製の加圧水型原子炉で、老朽化しているが2033年まで運転資格は認められていた。
しかし、米エネルギー業界はシェールガス価格の低下があり、火力発電が全盛。今後の維持コストなども考慮の上で、同原発は旧式で小型ということもあり、閉鎖することを決めたという。
同社は廃炉費用として、同社は第3四半期に2億8100万ドルを計上する。
キウォーニー原発