JR東海が29日発表した12年9月中間決算で、売上高が前年同期比9.3%増の7898億1300万円、営業利益が同24.6%増の2436億7300万円、純利益が同37.4%増の1142億4200万円となった。1株あたり利益は580.50円となる。
中間決算としては過去最高で、これにともなって通期の業績予想も、売上高は1兆5800億円、営業利益は4070億円、最終利益は1870億円にそれぞれ上方修正した。1株あたり利益は950.21円。こちらも過去最高になる見通し。
東海道新幹線の利用が堅調に推移したことに加えて、昨年の東日本大震災の減収との比較となったことから、その反動で大幅な増益になったこと、が要因として挙げられている。
他には、不動産事業としてJR名古屋高島屋をはじめ、売店のキヨスクなどの流通関連も堅調だった。