日銀が2カ月連続で金融緩和も期待倒れ

 日銀は30日、金融政策決定会合を開催し、前月に引き続いて2カ月連続で追加の金融緩和政策を行うことを決めた。

 資産買い入れのための資金を11兆円増額することを全会一致で決定した。総額で91兆円となった。しかしながら、市場からは20兆円規模の増額を期待する声もあったことから、期待倒れの印象もぬぐうことができず、株式市場で株が売られた。

 買い入れ枠の内訳は、長期国債5兆円、国庫短期証券5兆円、CP1000億円、社債3000億円、ETF5000億円、REIT100億円。2013年12月末までに増額を完了する。

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