島田紳助さんの請求を棄却(東京地裁)

 暴力団との交際を報じた週刊現代によって名誉が傷つけられたとして、元タレントの島田紳助さん(長谷川公彦さん)と吉本興業が、発行元の講談社に1億6500万円の損害賠償、謝罪広告掲載を求めた訴訟の判決が30日に東京地裁であり、本多知成裁判長は、島田さんの請求を棄却した。

 問題となった記事は、昨年10月の週刊現代に掲載された、島田さんと暴力団幹部が不動産取引での席で同席していたことなどが掲載された件。東京地裁は、記事内容を認めた上で、契約を結んでいた吉本興業については、名誉棄損を一部で認め、110万円の支払いを命じた。

 島田さんは、控訴する方針だという。

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