ディズニーがルーカスを3200億円で買収、ルーカス氏引退へ

 米ウォルト・ディズニーは30日、映画制作会社ルーカスフィルムを40億ドル(約3200億円)で買収することで合意したと発表した。買収資金には現金と株式を充てて、ジョージ・ルーカス氏はディズニーの大株主となる。

 ディズニーのロバート・アイガー会長は「ジョージ・ルーカスは先見の明を持つ、稀代のクリエイター。ルーカスフィルムは持続的な成長をドライブさせていくために、重要なプラットフォーム、コンテンツを持つ」とルーカスフィルムに対して最大限の評価を与えており、一方のルーカス氏も「次世代の映画制作者に託すべきことが、今のわたしの最大の仕事だと思う」と語った。

 今後のスターウォーズのシリーズの製作はディズニーが引き継ぎ、ルーカス氏は実質的な引退になる見通し。


サインするルーカス氏(右)とアイガー氏

よかったらシェアしてね!
目次
閉じる