日経平均3円高もマイナスに転じる

 11月1日の東京株式市場の日経平均株価は、前日比3.42円高の8931.71円で取引が始まった。現在はマイナスに転じている。

 ハリケーン「サンディ」の影響で2営業日休場した米NY証券取引所の取引も再開された。サンディによる被害想定から、NYダウ平均は10ルド安となった。

 東京市場では企業の決算発表が本格化し、パナソニックが通期の連結見通しを7650億円の最終赤字としたこともあり、上値を抑える結果となっている。ただし、寄り付き前の外資系証券の注文が340万株超と見られ、足もとの需給は悪くない。東証1部の値上がり銘柄は51%となっている。

 東京外国為替市場の円相場は、1ドル=79円台後半で推移しており、80円をめぐっての攻防が意識される展開となっている。

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