日経平均104円安、NYダウ312ドル安

 8日の東京株式市場は大幅下落し、日経平均株価は前日比104.47円安の8868.42円で取引が始まった。

 前日の米国株式市場は今年に入ってから最大の下げとなり、NYダウ平均株価は312ドルと大幅安に。富裕層減税など各種の大型減税の猶予が切れる「フィスカル・クリフ(財政の崖)」が意識された形だ。最終的にはまとまると見られるが、交渉が長引くことは予想される。

 きょう8日からは、中国で共産党大会が開幕するが、大きな材料視はされていないようだ。

 内閣府発表の9月の機械受注統計で、「船舶、電力を除く民需」の受注額は前月比マイナスで2カ月連続で減少。機械関連銘柄などが売られている。

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