プロファイラーの松田英貴さんによると、「泥棒に狙われやすい家」というものがあるという。
泥棒の下見チェックポイント11
まずは、「行動パターンが決まっている人の家」。「確実に留守にする時間というものが決まっている人の場合、物色する時間を長く取ることができます。いつ帰ってくるのか分からない状態だと、泥棒だってビクビクして長居できませんからね」
次に、「だらしない人の家」。庭木が剪定されていない、ゴミがベランダや庭に放置されているといったことが目安となる。だらしない人は、すべての行動で几帳面さがなく、戸締まりなども甘くなりがちなためだという。
「泥棒は必ず下見をします。このときの見立ては、まず“大金や金目のものがあるかどうか”。次に、住人の家族構成や生活様式。家の間取りや室内に入り込むルートや逃走経路、近隣の家並みを数日間かけて念入りに読み込みます。そして家屋の外観から、泥棒に入るのに適しているかどうかを読み取るのです」
主に次のようなものがある。
1 隣家との距離
2 隣家の窓の位置
3 塀や生け垣の状態
4 ターゲットとなる家の前や近隣の汚れ具合
5 ゴミの量と入っている物
6 雑草の手入れ具合
7 物干しざおの順番と色
8 建物の広さや古さ
9 建物のペンキの色
10 ガスメーターや電気メーター
11 裏戸の出入り口の汚れがある