環境省は、福島県内の河川と湖などの魚介類や昆虫に関する「水生生物放射性物質モニタリング調査」の結果を発表し、イワナから放射性セシウム1万1400ベクレルを検出されたことがわかった。
このイワナは6月9日に、福島県南相馬市の新田川で採取したもので、基準値である1キロあたり100ベクレルを100倍以上超える水準だった。また、はやま湖(真野ダム)で採取された、コクチバスが4400、ナマズが3000、ギンブナが1250ベクレルとなった。
河川、湖で高い傾向が表れている。環境省は同調査を年3、4度の頻度で続けていく。