鳩山由紀夫元首相が引退、「排除の論理」が自分に?

 民主党の鳩山由紀夫元首相(65)が21日、野田佳彦首相と会談し引退を正式に伝えた。午後6時15分から、地元選挙区の北海道苫小牧市のグランドホテルニュー王子で記者会見する。

 民主党が総選挙の公認候補者からは、党議拘束の誓約書を取る。鳩山元首相は消費税増税、TPP参加に反対している。民主党の立ち上げメンバーであるが、首相退任時に時期衆院選には立候補しない意思を示していた。 

 結党時には、村山富市元首相、武村正義氏ら長老たちを排除し自らを中心として立ち上げたことで「排除の論理」と言われた。ただ、今回はそれが自分自身に返ってきたのではないか、との声も出ている。

 藤村修官房長官はこの日午前の定例会見で、「政党から選挙に出る限りは党の考え方に従っていただくため、一筆取るのは当たり前のことではないでしょうか」と述べた。

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