東京都の猪瀬直樹副知事が21日、「重責を担っていく決心をしました」と、知事選(12月16日投開票)に立候補することを表明した。
「東京が国を支え、経済成長することが国に一番必要だと思います。東京ステーツとして国を支えていきたい」と答え、さらに強い東京都を作っていく決意を表明した。
電力自由化、水道事業のアジア進出、羽田空港のさらなる国際化、米軍横田基地の軍民共用化などこれまでの石原都政の政策を進めていくという。さらに、防災、東京五輪誘致についても積極的に進めていく。
電力については、東京湾の古い火力発電所をリプレースして電力不足を補っていくという。さらに進んで「(福島第一は)廃炉まで40年かかるが、日本は最先端の廃炉技術を開発しないとならない。世界の4、500基の廃炉市場が出てくる。日本は獲得していく、世界最大の廃炉技術を持つ先進国になっていく」とした。
また、石原慎太郎氏との関係については「石原さんとのコンビは続いていくんですよ、だから話がつけやすいですよ」と、国政と都政とのパイプとして続いていくという。