ブラジル人大富豪スチュワート・ラー氏が、米NYのトランプタワーのエレベーターの従業員に銃を向け、警察から事情を聞かれるという事件を起こしていたことが、NYポストの報道でわかった。
スチュワート・ラー氏は薬剤販売の権利などを売却し資産16億ドルを築いた大富豪。しかし、過去には、レストラン・ノブで女性従業員にグラスを投げつけたり、名門ゴルフクラブで悪態をついて出入り禁止になるなど、気性の荒いことでも知られている。
NYポストによると、今回の事件は11月1日に、ロビーで「わたしは急いでいる。30秒で戻って来い」と、エレベーターのオペレーターに言ったという。しかし、すでに乗客がたくさんいたために、それができなかったそうだ。
だが、これで立腹したのか、下に戻って来た際に、オペレーターを相手に銃を向けたのだという。従業員は警察に通報するという騒ぎとなった。こちらも早晩、出禁になるのは間違いないだろう。
スチュワート・ラー氏(中央)とトランプ兄弟