好調な米ブラックフライデー、MVPはiPad

 今年の米ブラックフライデーのオンラインによるセールスは、昨年よりも20.7%増となったことが26日、IBMの調査で分かった。モバイル端末の約1割がiPadから注文し、タブレット端末の約9割をiPadからの注文が占めた。

 ブラックフライデーは米国で感謝祭(11月の第4木曜日)翌日の金曜日を指し、年末商戦がスタートする日で小売業にとってはかきいれどきとなる。

 IBMによると、買い物時間のピークは午前11時45分、購入平均額は181.22ドルとなった。店舗の業態別の増加率では、デパートは16.8%増、アパレルは17.5%増、家電・家具など28.2%増となった。

 そして、モバイル端末機からの注文は携帯電話が58.6%を示し、タブレットを上回った。モバイル端末全体では、iPadが9.8%と、iPhoneの8.7%を上回っている。

 タブレット端末機からの購入ではiPadからが88.3%と圧倒的な割合を占め、キンドル2.4%、ギャラクシー1.8%、その他4.4%などを大きく上回っている。


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