本田健が教える「富裕層になれる人・なれない人」

富裕層に共通する思考回路

 少し前に、米国では不動産投資のセミナーが流行ったのだという。不動産会社やローン会社がスポンサーとなり、多くの人を集めてお客さんにしていったそうだ。それでも成功者は出ているが、それは時期がたまたま右肩上がりだったから。しかし、本田氏は、これからの右肩下がりの時代にはそうはいかないだろう、と指摘した。今の時代には、次のような共通点が富裕層になるためにはあるという。

(1)夢がハッキリしている
(2)絶対にあきらめない情熱
(3)周りに助けてくれる仲間がいる
(4)明確なプランを持って行動できる
(5)一時的な失敗をチャンスに変えられる

 では逆に、富裕層になれない人の特徴も挙げてみる。

(1)夢をあきらめている
(2)毎日、目の前のことで忙しい
(3)自分にはできないと思っている
(4)変化を怖がっている
(5)自分には才能、事案、お金がないと思っている

 成功する人とは反対の思考回路や行動を取っていることがわかる。前者の人物像とは、夢と熱意を持って仲間とともに行動し、失敗してもくじけない。そんな人だということになる。この5項目は、ある意味当たり前だと思われるかもしれない。確かにそうだろう。本田氏は「わたしは二十歳の時にそれを身につけることができて、とてもラッキーだったと思っています」という、絶対不可欠な要素がある。

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