ティファニー純利益減で通期予想を下方修正

 米宝飾大手テイファニーが29日発表した第3四半期決算で、売上高は前年同期比4%増の8億5300万ドル、純利益は同3割減となる6310万ドルとなった。通期業績予想も下方修正した。

 同社によると、ダイヤモンドのコストが上昇したこと、人件費、マーケティング費などの販売管理費が増加したことも影響しているという。さらには、ブランド全体が影響を受けている購買意欲の低下も関係しているだろう。

 日本の売上は既存店舗での売り上げは下げっているが、全体では前年同期比8%増加となっている。

 同社は今年に入ってからは、平均単価1株あたり66.54ドルで自社株買いを実施。81万株購入し、要した費用は5400万ドルだったという。この四半期は行っていないという。


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