米航空宇宙局(NASA)は29日、太陽系の水星に、大量の水が氷の形状で存在していることがわかった、と発表した。
水星の太陽に最も近い惑星で表面の温度こそ高温だが、過去にも大量の水素が存在しているとされており、水の存在を主張する専門家もいた。
NASAによると、探査機メッセンジャーが水星を周回し、北極を軸とした地点の太陽の光が届かない地下の深い場所に大量の水が氷の状態で存在しているという結論に至った。
生物の存在の可能性も浮上してくるが、実際は大気がほとんどないために、存在する可能性は低いのだという。
水星(黄色の部分が氷の反応)