アコーディア配当3.5倍の大幅増配でTOBに対抗

 アコーディア・ゴルフは3日、PGMホールディングスが表明している株式公開買い付けに対して、公開買い付けについて、反対の意見を表明することを決議した。来期の期末配当を今期の1600円から、1株=5500円に上げた。

 アコーディアによると、自社の収益力が公開買い付け者の値付けよりもすぐれており、営業利益は実績126億円に対して、72億円。純利益でも実績113億円に対して、23億円と、いずれもPGMの見込みよりも、大きいとしている。

 また、中期経営計画も同時に発表し、2014年3月期以降の連結配当性向を90%にすることを決め「配当の増額による資本効率の改善は、株主資本利益率の向上にもつながると考えております」としている。

 この闘いは、PGMが11月15日、アコーディア株を1株あたり8万1000円でTOBすると発表していた。

 アコーディア側はいったんは姿勢を留保していたが、はっきりと対決の姿勢を打ち出した。

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