日経平均は反落し39円安、チムニー売り気配

 14日の東京株式市場は反落し、日経平均株価は前日比39.17円安の9703.56円で始まった。東証株価指数(TOPIX)は、同2.88ポイント安の796.33で取引が始まった。

 前日の米国株式市場は下落し、NYダウ平均は74ドル安、ナスダックは21ポイント安となった。共和党のボイナー下院議長と、民主党のリード上院議員が意見の隔たりがあることがわかり、交渉の難航が予想された。

 東京市場では、前日が大幅高になったことで目先の利益確定売りが出やすい展開となり、売られてスタートした。ただし、輸出関連銘柄などを中心に底堅く、下げ幅を縮めている。

 また、寄り付き前に発表された日銀短観で、大企業製造業の業況判断指数(DI)はマイナス12となった。二桁のマイナスは2010年3月の調査以来となる。

 東証2部に新規上場を果たした、居酒屋チェーンのチムニーは売り気配で始まっている。過去にMBOを行っており、再上場となる。

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