台湾の旅行者・中国大陸から35%で過去最高に

 最新の統計によると、中国大陸からの台湾への旅行者が、全体の35%を占め、過去最高記録となる事が分かった。中国と台湾の経済的な結びつきが益々大きくなっているといえる。人民ネットが伝えた。

 中国・国家旅行局が今月発表した統計によると、中国と台湾の間で人の行き来が盛んになっており、特に中国人が台湾へ旅行する数が急速に増えているという。2012年の11ヶ月間に台湾を訪れた中国人は180万人を超え、前年比60.6%増加。台湾全体の旅行者のうち35%を占めた。このうち団体旅行が164.2万人、個人旅行が15.9万人だった。

 台湾・中国の両岸関係については、今年に入って両政府とも前向きな姿勢を示している。今後は、往来に規制がかけられた「両岸人民関係条例」の大幅改訂など、より交流を深める方向に進むと見られている。

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