東京都知事選が16日投開票され、副知事だった新人の猪瀬直樹氏(66)に当確が出た。猪瀬氏は初の戦後生まれの都知事となる。
猪瀬氏は、自民、公明、日本維新が支持し、大方の見方どおりに有利な選挙戦を展開し、開票から直後にNHKが当選確実を打った。前神奈川県知事の松沢成文氏、前日弁連会長の宇都宮健児氏らを引き離した。また、民主党は都知事候補を独自に擁立できなかった。
就任後は、東京メトロと都営地下鉄の統合、電力供給の安定化をはじめ、石原都政の後を受けて東京五輪の招致などに取り組んでいくことになる。