敗戦の藤村官房長官「国民の審判を厳粛に受け止めたい」

 藤村修官房長官が17日午前の会見で、衆院総選挙の結果を受けて「民主党にとってたいへん厳しい結果。国民の審判を厳粛に受け止めたい。結果を出すことができずお詫び申し上げたい」と発言した。

 自身も小選挙区で敗れ、比例でも復活はならず、官房長官ポストが設置されて史上初の現職落選となった。また、党全体でも前回よりも議席を約4分の3減らして57議席にとどまった。

 敗因については「まだ分析にいたっていない。様々分析する必要があるので、にわかに言われても難しいのではないか」とした。

 投票率は59.32%と戦後最低となったことについて「戦後最低の投票率だそうですね。高い低いについては一概にわかりませんが、関心が決して薄いということとは違うのか、たくさんの政党がいたことも要因かもしれませんが、何かコメントするのは難しいと思う」と述べるにとどまった。

 選挙制度について「ベストはないだろう。時々の国会においてベターを選択し、国会の議論の中で選択していく」とした。

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