全米ワーストCEO1位は「不適切な関係」

 トップにとって不倫はマイナスになる。ブルームバーグビジネスウィークは、全米のワーストCEOを発表し、1位は家電量販店大手ベストバイのブライアン・ダン氏となった。

 ランキングは次のとおり。
1 ブライアン・ダン      ベストバイ
2 オーブリー・マックレンドン チェスピークエナジー
3 アンドレア・ユン      エイボン
4 マーク・ピンカス      ジンガ
5 ロドリゴ・ラト       バンキア
(敬称略)

 ベストバイのブライアン・ダン元CEOは、まず思い浮かべるのが不倫。同社の部下だった女性従業員と不適切な関係を続け、社内の就業規則違反に引っかかった。それで、職を追われることになった。

 一昨年にこのランキングに名前が出ていたヒューレットパッカードでも、同じようなことがあった。

 ベストバイは、市場シェアが低下し、業績も下がり、株価も下落。結局は創業者リチャード・シュルツ氏が出てきてMBOをして建て直しを図ろうとしている。不倫が業績に与える影響はないだろうが、社会的イメージを低下させたことは間違いない。

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