ギリシャ政府が今月に入ってから既発国債の買い戻しを発表したが、米著名ヘッジファンドマネージャー、ダニエル・ローブ氏の運用会社サードポイントが5億ドル(約421億円)の利益を得ていたことが18日、わかった。
英フィナンシャルタイムズによると、サードポイントはギリシャ国債に10億ドル(約842億円)のポジションを取っていたという。
同社は運用資産総額が10億ドル規模のため、その1割をギリシャ国債へ投じていたことになる。
ギリシャ政府は、1兆円以上の資金を投じて既発の国債を買い戻すとしており、これに応じるヘッジファンドとそうでないものがあるようだ。
サードポイント幹部社員(左上がローブ氏)