日本IBMは、今後5年間で人々の生活を一変させる5つのイノベーション「IBM 5 in 5」を発表した。コンピューターが独自の方法で見たり、匂いを感じたり、触れたり、味わったり、聞いたりするようになるコグニティブ・システムの時代へ、と移行するとしている。
触覚:電話を通じて触れることができる
視覚:1ピクセルが一千語に値する
聴覚:重要なことをコンピューターが聞く
味覚:デジタル味蕾でスマートに食べる
嗅覚:コンピューターが嗅覚を持つ
IBMが5年後のイノベーションを予測し発表するこの試みも今年で7回目となるが、コンピュータそのものが五感を持つことで、あらゆる生産性が高まるとみている。
こうした、コグニティブ・コンピューティング・システムは、複雑なものを理解したり、地理的な問題、また言語、コスト面でアクセス不可能だった障壁を、簡単にクリアできるようになる、とIBMは見ている。