プライベートエクイティのMBKパートナーズは19日、名古屋市の喫茶チェーン「コメダ珈琲店」を展開するコメダの買収で最終調整に入ったことがわかった。
時事通信によると、MBKはコメダを買収し、将来的に中国などアジア展開を推進して企業価値の向上を目的としているとしているという。
コメダはアドバンテッジパートナーズが現在は4分の3を保有する筆頭株主であり、交渉も最終調整段階に入っている模様。
コメダは名古屋市内で68年に立ち上がり、70年からフランチャイズ展開をするようになる。直近の売り上げは90億円。デニッシュの上に高くソフトクリームを積んだ「シロノワール」など名物が多く、ファンが多い。
MBKは過去には田崎、弥生、USJなども手掛けた。