20日の東京株式市場は反落し、日経平均株価は前日比67.29円安の10093.11円で取引が始まった。東証株価指数(TOPIX)は、同1.96ポイント安の837.38で始まった。
前日の米国株式市場は上昇し、ダウ工業株30種平均は98ドル安、ナスダックは10ポイント安となった。ハリケーンの影響もあり、11月の住宅着工件数が予想を下回ったことなどが嫌気された。
東京市場は、衆院解散から前日までにほぼ一直線で1000円以上の上昇があり、また騰落レシオも160を超える水準となっていることもあり、加熱ぶりを警戒する利益確定売りが出やすい展開となった。ただ、早くも下げ渋りの動きが見られる。
この日、東証2部に新規上場したパンチ工業は売り気配で始まっている。