安愚楽牧場の広告、海江田氏「いま感想を聞かれても」

 民主党の新代表になった海江田万里氏が25日の会見で、経済評論家時代に安愚楽牧場について週刊誌などのPR欄で登場していたことに対して「二十数年前に自分のお金を出してやっていたこと、今ここで感想と言われてもお答えできない」と述べた。

 経営破たんして民事再生法の適用を申請した和牛預託商法の安愚楽牧場。7万人にも上るオーナーがいたこともあり、昨年、大きな社会問題となった。

 海江田氏は過去に、女性セブン(92年7月2日号)には「リスクはゼロ」とまで言い切ってしまっている。また、SAPIOでは、競馬の共同オーナーと比べて、和牛は賞金を獲得しなくても配当は確実に入ってくるという説明も行っている。

 安愚楽牧場の広告に登場し、またパーティーへの出席もあったという。「それはまたあとで、お話をしたいと思う」としたが、基本的には「終わったということ。それだけのこと」と片づけた。


海江田万里・民主党代表

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