27日の東京株式市場は続伸し、日経平均株価は前日比64.90円高の1万295.26円で取引が始まった。3月27日の年初来高値である1万255.15円を更新した。
前日の米国株式市場は下落し、NYダウは24ドル安、ナスダックは22ポイント安となった。クリスマス休暇の期間中ということもあり出来高は薄く、また、民間調査会社が発表した、小売業売上高が対前年比で減少したこともあり、小幅安となった。
東京市場では、前日の大幅高で年初来高値に近付いてきたことで意識されてきたが、寄り付き段階で一気に超えた。円安ということで主力の輸出関連銘柄、金融、不動産や、さらにはソフトバンクなどの日経平均への寄与度の高い銘柄も強い。東証1部の値上がり銘柄は7割を超えた。
直近でマザーズ市場に上場し、連続S高となっていたミドリムシの研究開発ユーグレナは6190円まで買われている。これで上場初値から約4倍となった。