今年の米国株式市場で、ベスト5とワースト5は、ベスト1はBoAで105%、一方のワースト1はナイトキャピタルのマイナス70%となった。
これは今年1月から12月21日の終値時点で、米CNBCがまとめたもの。BoAはブライアン・モイニハンCEOによるリストラが財務状況が改善するなど功を奏したことが評価された。
アップルは年初に700ドルを突破した勢いがなくなったものの、4位にランクイン。ヤフーはCEO交代から反転している。
一方で、ワーストのナイトキャピタルは、8月に引き起こしたNY証券取引所での自動取引システムの大規模障害で発生した大損失が響いた。わずか2日間で株価は70%下落し、その後は持ち直したが、結局はゲトコとの経営統合という形で今年を終えることになった。
3位のHPは、今年に入ってからも下落が止まらない。5位フェイスブックは鳴り物入りでの新規上場銘柄だが、値を戻しつつあるが、来年はどうなるか。
◆ベスト5
1 BoA 105%
2 AIG 52%
3 ホームデポ 47%
4 アップル 29%
5 ヤフー 21%
◆ワースト5
1 ナイトキャピタル ―70%
2 ベストバイ ―48%
3 HP ―44%
4 JCペニー ―43%
5 フェイスブック ―27%